宰相子息、騎士団長子息、魔術師団長子息、そして……己の婚約者である、王太子殿下。国の将来を担う錚々たる顔ぶれを、たかが田舎領地の子爵の娘が侍らせている事に、ロザンナは我慢ならなかった。あの恥知らずな不届き者の小娘には、身の程というものを教えてやらなければ――そんな煮えたぎるような怒りを胸の内に秘め、不愉快極まりない光景の中心へと足を踏み出す。しかし、彼女は知らなかった。己が、これから屈辱と絶望の限りを味わう事になるのだと―― ◆◆◆ 王子や高位貴族の子息達に囲まれている少女と、王子の婚約者の令嬢が対峙して、断罪するお話です。という説明に嘘偽りは一切ありませんが、そのままを期待するとコレジャナイ感が満載となっておりますのでご了承下さい。
更新:2019/5/13
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「わたくし、セレスティ・エトワールは、ジルベルト・フィガルス様との婚約を破棄致します」 後戻りの出来ない一言を口にした。悲しかった。苦しかった。心が張り裂けそうに痛かった。それでも、後悔だけはしなかった。――だって、これで貴方を守れるんだもの。◆◆◆ なろうラジオ大賞参加作品です。
更新:2019/7/30
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華やかな美貌と、分け隔てなく優しさを与える性格で、周りから愛されているお姉様。 それに比べて、地味な容貌に暗い性格で、影が薄いと馬鹿にされてばかりのわたくし。 そんなわたくしの結婚式の日に……お姉様は、悲痛な顔で現れた。
更新:2020/6/1
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車に轢かれそうになった子供や子猫を助けた訳でも無く、いきなり通り魔に刺された訳でも無く、生まれた頃からずっと難病だったという訳でも無く、ちょっとした偶然の事故で死んでしまいました。ありふれてはいないかもしれませんが、そこまで珍しい死因という訳でも無いと思います。それなのに、私は異世界に転生してしまいました。しかも滅茶苦茶勝ち組として――……えっ、何でこんな好待遇なの? 逆に怖い! もしかして罠ですか!? ◆◆◆ 前世は平凡な女子高生、転生したら超絶美少女な王女様。あまりに恵まれすぎていて、逆にドンデン返しの破滅フラグじゃないかと、胃をキリキリさせて怯える小心者な主人公と、そんな彼女を溺愛する周囲のお話。 ◆◆◆ 主人公視点、完結しました。次からは答え合わせ的な周囲視点へ続きます。
更新:2019/4/27
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